稲とアガベと宮崎日向夏500入(秋田県と宮崎県限定)

原料米  秋田県産米
精米歩合  90%
日本酒度 
酸度    
アルコール 13%

5BYが3月1日入荷。蔵元さん曰く、新シリーズ「Expansion series ~お酒の機能を拡張する~」。お酒は単なる酔うためだけの飲み物なのか。お酒の価値を掘り下げたい。酒離れが叫ばれている今、お酒にできることは何かを考える新たな試みとなります。Expansion seriesでは「地域と地域を酒でつないでみる」を目的に第1弾は東北の陸の孤島「秋田」と九州の陸の孤島「宮崎」から新たな文化を創造します。今回のお酒は宮崎県産の日向夏(ひゅうがなつ・ユズの突然変異種)を使用したお酒となります。また、秋田県と宮崎県限定販売となります、、、だって。開直後、ジュグっと甘じゅっぱ〜い!思わず口が、梅干し婆さま(笑)。柑橘類が大好きなボクにはたぁまりましぇーん♪ロックやソーダ割もいいね!

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2022醸造年度(4BY)より容量が500入になりました。蔵元さん曰く、容量ダウンすると生産本数が増えるので、より多くの方に手に取っていただくチャンスが増えることにあります。クラフトサケというまだ生まれたてのジャンルを地酒ファンだけではなく、より多くの人に知ってもらうきっかけを作りたいという思いでサイズダウンいたします。価格は下がるのでお客様は少し手に取りやすくなるかもしれません。とはいえ720mlのほうがよかったと判断すれば来期戻すのも視野に入れております、、、だって。

して、2022醸造年度より、使用米はラベルに表記がない限り非公表となる様です。酒米の先入観なく味わいを楽しんでください、、、だって。

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稲とアガベ醸造所は、新規での取得可能な「その他の醸造酒免許」と、2020年度の法改正により新たに交付が認められた「輸出用清酒製造免許」を取得。2021年11月より秋田県男鹿半島の旧男鹿駅を改装し、どぶろく造りが始まった。経営理念は「男鹿の風土を醸す」。2022年2月、岡住修兵さん曰く、稲とアガベでは全量無肥料無農薬の自然栽培米を用いて、全て精米歩合90%と磨かない酒造りを行なっています。米の外側にあるタンパク質は田んぼの肥料によってコントロールでき、無肥料だとタンパク質含有量はかなり下がることから、お米を磨く代わりに、田圃と技術を磨くというコンセプトでお酒造りをしております。まだまだ志半ばで、理想のお酒には程遠いですが、今いろんな方向性が見えてきたところです。磨いていないお米を使用しているのに、3000円という強気な値段設定ですが、これには我々の思いが詰まっています。農家さんのお米代の提示額が一俵○円だったのに対して、それであれば続かないからと○○円(提示額の二倍)でお米を購入しています。将来的には10万円15万円で購入することで、農家の担い手不足解消の一手になれればと考えております。従業員の給与は東京並みの賃金を地方で実現することで、定住者移住者を増やすことを目標にしています、、、だって。

SAKETIMESで岡住さんのインタビュー記事が紹介されておりますので御覧くださいませ。

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