諸井醸造所 秋田しょっつる 130ml瓶入

原材料   鰰・食塩
賞味期限  二年
     (開栓後要冷蔵)

『なまはげ』で有名な男鹿半島のハタハタは、ぶりこ(卵)が大きくネバリが違う。昔から、そのハタハタを利用して『しょっつる』を造ってきた諸井醸造所では、数年前からハタハタ100%のしょっつるを完成させた。今現在販売されてる多くの塩魚汁(しょっつる)は、原料にハタハタはほとんど使用されておりません。ずーっと昔は、ハタハタも大漁に獲れてましたが、乱獲のためにその数が超激減し、それ以降は資源確保の為に漁獲制限をしている。そんな状況の中、食べるハタハタでさえ制限され、また価格も急騰し高価なハタハタで塩魚汁を造るなんて。んだども造りましたよぉ(笑)。
昭和初期まで、醤油は毎日の食事には使えないほど高級品だった。そこで、各家庭では醤油の代用調味料として『塩魚汁』を造った。ハタハタは、産卵の為に12月ごろ沿岸部に押し寄せる。その数も半端ではなかったらしい。魚醤の原料にはもってこいだ。この『秋田しょっつる』は、捕れたての新鮮なハタハタだけを仕込み樽の中に入れ、天然塩をまぶして漬け込み、3年以上もの間じっくりと醗酵させる。自然発酵によって、魚体の原形が無くなりドロドロの味噌のような原液が香り立つ頃、これを濾過し加熱処理する。
水や調味料や保存料を一切加えないこのハタハタ100%原液は、秋田のしょっつる文化を守らなければならない!そんな諸井さんの思いが100%込められた伝統の逸品だし!

昔は庶民魚も今は高級魚のハタハタ

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